分析

テクニカル分析とファンダメンタル分析

分析方法には大きく2つの手法がある

相場の流れを読むうえで大きく2つの手法があります。

その2つとは、

テクニカル分析

ファンダメンタル分析

です。

テクニカル分析とは、チャートを見て過去の値動きから将来のチャートの動きを予測し、トレードする手法です。

一方のファンダメンタル分析は、経済的な要因から将来の値動きを予測しトレードする手法です。

テクニカル分析

まずテクニカル分析について紹介していきます。

上述のとおり、テクニカル分析とは過去のチャートから将来の値動きを予測する手法で、チャートの分析が不可欠です。

過去のチャートで上昇のトレンドが続くと判断すれば、「買い」の判断になり、これ以上上がらないで下がるだろうと判断すれば「売り」をするわけです。

まず基礎的なチャート分析の手法について紹介します。

ゴールデンクロス・デッドクロス

ゴールデンクロスとは、相場が上昇に転じるシグナルとして見られます。

上図の青い線と赤い線は移動平均線という一定期間の値の平均値を線状に示したものになります。

上図の場合、赤い線は20本のローソク足の終値の平均線で、青い線は50本のローソク足の終値の平均線です。

ゴールデンクロスは、短期間の移動平均線が長期間の移動平均線を上抜けしたときをいいます。

逆にデッドクロスは、長期間の移動平均線が短期間の移動平均線を下抜けしたときをいいます。

これは、「だまし」というのもあります。

だましとは、このようなシグナルがあるにもかかわらず、セオリーの逆に相場が動くことです。

そのため、テクニカル分析をする際は、他のシグナルと併せて包括的に判断できるようにしましょう。

他に有名なツールとしては、一目均衡表・RSI・ボリンジャーバンド・MACDなどがあります。

ファンダメンタル分析

次にファンダメンタル分析について紹介します。

これは、経済情勢を鑑みて将来の相場を読む手法です。

今ですと、コロナショックですね。

コロナショックで各国の政策金利が変動し、為替に影響がでます。

今回はあまり顕著にはでていませんが、リーマンショックの際は安全資産の円買いが全世界で行われました。

他にも経済指標も為替に大きな影響を及ぼします。

毎月第一金曜日の夜に発表される米雇用統計は注目度が高いです。

この発表で予想に反する数値が発表されると短時間で大きな為替変動を起こすことがあります。

これらのように、金利の変動や経済情勢を読んで相場を予測することができます。

結局のところ、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらがいいのかというのは、トレードの手法にもよります。

自分が週に何回くらいの取引をして、1回あたりどのくらいの利益を取りたいから、取引のオープンとクローズのスパンはどのくらいだろう。といったようなイメージを持って、それに合う取引手法を身に着けていくことがいいです。

また、上級者はこれらの要素を自動取引に組み込み取引することもできます。

まずは包括的な判断ができるよう鍛えていきましょう。

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